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本当の自分2020.07.04 Saturday
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おはようございます。
UMMOです。
毎日、嫌な仕事に行って、毎日、なんか違うな!って思って暮らしている。
これが、正直なところの自分の気持ちです。
これについて、「でも・・・」
「でも、このまま何も無かったかのように、暮らしていればそんな大変な事は起こらないだろう!」
という思考が働きます。
次に、
「だって・・・」
「だって、私より不幸でストレスフルな人はいっぱいいるし、そんな人だって俺より頑張って楽しそうに生きているじゃないか!」
そして、
「だから・・・」
現状を維持すればいいんだ。
と、「でも」「だって」「だから」というサイクルを続けて、数十年!
その一方で、UMMOとしての生き方。
この世は「無」で、「自作自演の茶番劇だ!」
「私が見ているこの世界はは、変えられないカルマによる幻想に過ぎない!」
「全て決まっていて、自分でできる事は何もない!」
という確信のようなものもある訳です。
この矛盾した、2つの思考が行ったり来たりして、なんとか生きています。
さて、どちらが私にとっての「本当の自分」でしょう。。。
こんな事を考えていたら、過去の友人の事が思い出されました。
1人は、小学生の時に転校してきた、Y君。
私が、信じられないようなイジメに遭っていた時に、荒れ果てた学校に転校してきたこの方は、僕に相対的なものを教えてくれました。
Y君は、僕よりもっと不幸に見えました。
なんと、片親で、いつも親は不在、精神障害とされていて、お姉さんに面倒を見て貰っている状態。
それと、僕よりもすっとずっと激しいイジメを受けている。
「この人に比べれば、僕なんて全然裕福だし、人格も上、生活も僕の方がマシだし、幸せだ!」と思いました。
そのY君とは、未だにお付き合いをさせて頂いているのですが、僕はこのお方を「人生の師匠」だと思っています。
Y君の名言
彼女の居ないY君は、給料の殆どを給料日にキャバクラで殆ど使ってしまうのですが・・・
僕が「お前は馬鹿か!?毎回給料日に電話掛かって来て、そもそも彼女だと言われて、その女の子は他にも沢山の人に自分はあなたの彼女だと言っている!騙されているじゃないか!」と言うと・・・
「この世には男と女しかいない、だから困っている。それ以上のものが無いから困っているんだよな!」
と言いました。
それが20代の時で、何度かのリストラを経験したY君は、現在、その日暮らし的な仕事をしながら、
忙しすぎて、月に数度しか会えない看護婦さんの彼女と結婚、下町のマンションを購入して、拾って来た数十匹の猫と暮らしている。
一般的には、羨ましくもなんともない生活をしているのだが、今の僕の視点から見ると、それでも僕より幸せそうに見える。
もう一人というか、複数の友人関係
これは、ゲーム業界に入る前に出会った世界で最初のゲームクリエイター養成学校の生徒の親友達。
任天堂を初めとする、ゲーム黎明期を支えたメンバーだ。
その大半の人が、今はもう、ゲーム業界には居ない。
ゲームを一本作るのには大体1年から2年掛かる。
そのプログラムの行数、数十万〜数百万行・・・
もう、30歳には、疲労困憊して殆どの人が「引退」する業界だ。
因みに、小学校、中学校の同級生で、システム系の会社に入社、東大を卒業後、データベースを開発してリリース日の翌日に20代で過労死している。
僕はこの日から、IT業界を全てブラック企業だと思っている。
話は戻るが、ゲームクリエイター養成学校で出会った人の共通点。
そこそこのゲームを世に送り出した人の大半は、全然違う業種に転職している。
一人はバスの運転手、もう一人は空手選手、もう一人は会社の一階にいたコンビニの店員さんと結婚してなんとなくサラリーマン。
一番特徴的な人は、任天堂から、劇的な出会いを経て、年上の女性と世界を旅して未だに戻って来ないO君・・・
クリエイティブな世界に一旦身を置くと、誰もが経験するのかも知れない。
一種のトランス状態だ。
僕も、プログラムを書いていた時、記憶が無くなって、何もした記憶がないにも関わらず、いつの間にか完成していた記憶がある。
その間は、自己喪失の体験だった筈だ。
その後、燃え尽き症候群的な症状があり、実家に帰省。
助けに来てくれたのは、今年亡くなったあの方だ。。。
その後、余生だと思って、一番安定していると思われる大企業に呼ばれなんとか生計を立てているが、僕はこの事を振り返ってこれが、「色即是空」だと思っている。
決して、「わからない」のが人生だということ。
「わかったら」それは、人生ではないということ。
そして、「わかった」というのは、全て思い込みで、存在していないどころか、実在ではないということ。
つまり何が言いたいかというと、「決してわからない」がゴールなのです!
なので、私達は、何処かに本当の自分というものがあって、それが自分の欲求が満たされたり、達成された時に本当の自分に辿り着けると思っている。
・・・が、既に「ゴールに辿り着いている」という事で、今の「これ」がゴールであり、「これしか存在し得ない実在」であるということ。
この「実在」を見えなくしているのが、「今の自分じゃ駄目だ!」という思い込みにある。。。
【結論】
「実在」とは、全てを包括するエネルギーである。
この「実在」は、決してわからない存在であるが、「わからないまま」にしておくと勝手に答えをくれる’ひかり’だということ。
既に自分はゴールに辿り着いている事を私たちは知らない、だから一角の人間として認知されようと必死になっている。
これは、自分が「愛」そのものだという事に気づかないように、自らがリクエストしているエゴの策略なんだ。
ちょっと私のストーリーからの話になってしまいましたが、今を時めく「ユーチューバー」を見ていて、
あの時の、人気ナンバーワン職種であった「ゲームクリエイター」と、今の「ユーチューバー」はよく似ている。
なので、なんとなく振り返ってみたくなりました。
皆さんが、何かに迷った時、その迷いに立ち向かうのではなくて、自分の人生を愛にお任せしてみてください。
その愛の扉は「わからない」という実在に対しての問いかけであり、「わかりたい」と願うだけで良いのです。
ありがとうございます。
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UMMO先生
こんにちは!
今回のブログを読んで、UMMO先生をとても身近に感じました〜いつも達観した考えと文章を書かれるので、悟りを開いてうーんと上にいる人なのかと…でも、UMMO先生も思い悩みながら生きているのかな、一緒なんだなぁ。と…私はいつも先に目標を置いてばかりいましたが、やっと気づいたような…その先に先に行ってもそこには自分が足りないと思うものしかなく、いやそう思い込んでいるだけで、本当はその一瞬一瞬を愛しく思うくらい大事にしなくちゃいけない、人生は思うほど長くないんだ…って。なんて思う今日この頃です。分からない時は分かりたいと願うだけで良い。染みますね〜| Rin | 2020/07/05 7:56 PM |Rin さま
コメントありがとうございます。
こんなつかみようもない話を続けていますが、正に、この記事で言いたかったメッセージは、
「分からない時は分かりたいと願うだけで良い」
なので、そのメッセージを掴んでくれて嬉しいです。
そうなんですよね。。。
実は、願うことしか出来なくて、実在をコントロールする事はできません、全自動で事は起きています。
然し、観る事、願う事は「出来る事」です。
悟りとは、もう既に起きていること、「これ」に同意するしかないという諦め、降参、帰依、サレンダーで、実在への明け渡しです。
そして、実在=’ひかり’で、恐れという「闇」は存在しないものです。闇は、実在=’ひかり’を遮る事によって起きていますので、ここを開いちゃえばもう、やる事はありません。
然もその、心=’ひかり’さえ、自分のものではなく、何一つ自分でやっていません。
事は、起きているのです。
個人は、その事をひたすら隠し自分のものとして扱いたいので、巧みに「闇」を作ろうと必死になっているのです。これが自我(エゴ)の正体で、生まれながらに持っているものと、これまでの思い込みで構成されています。
それが必要ないのですね、もう苦労は散々ですから、興味を失ってしまえば、勝手に自我は開く筈です。
何故なら、自我は恐れと不安しか生まないからです。
もう宇宙全体の全てが’ひかり’なのですから、明け渡してしまえばいいのです。
よくある話ですが、悟りを開いた人を賢者だと有難がってしまう事がありますが、それは、誤った認識です。
諦めちゃった人、社会不適合者です。。。
こんな私でものうのうと生きているのですから、安心してください!
ありがとうございます。
| UMMO292 | 2020/07/05 10:51 PM |